あの世のこの世を結ぶ「冥土通いの井戸」がある不思議なお寺六道珍皇寺【撮影禁止なので注意】

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なむねこ
冥土通いの井戸を見てみたい!

と思ったので六道珍皇寺へ行ってきました。あの世に行ける井戸があるなんて不思議ですが平成23年にあの世から戻れる井戸も発見されて公開されているんですって。

でもいつも拝観できるわけではないので前もって調べて行くのがいいですよ。

それとこのお寺は少し駅から遠くにあったのでタクシーやバスで京阪祇園四条駅から行くのが楽かもしれません。

冥土通いの井戸の写真は撮影可能だったので載せますので最後まで見てね。

なぜ冥土通いと言われるの?

出典元:フォートラベル

小野篁(おの の たかむら)という人は昼は朝廷で働いて夜は閻魔大王の元で裁判のお手伝いをしていて、その時にあの世に井戸を使って出入りしていたことから「冥土通いの井戸」と呼ばれるようになりました。

閻魔大王様があの世にきた人をどこに送ろうか?と小野篁(おの の たかむら)さんと相談していたのでしょうか。

怖い顔の閻魔大王で地獄に送るだけのイメージがありますが「どんな悪い人でも心次第でいいところにいけるよ」と伝えています。

死んで地獄行きは逃れたいので善行を積み上げていかねば。私はいい人ですよ(汗)

でもどんな良い人間でも心の奥そこには鬼が住んでいます。

篁は昼間は朝廷で官吏を、夜間は冥府において閻魔大王のもとで裁判の補佐をしていたという伝説が『江談抄』、『今昔物語集』、『元亨釈書』といった平安時代末期から鎌倉時代にかけての説話集に紹介され[7]、これらを典拠にして後世の『本朝列仙伝』(田中玄順・編、1867年・刊)など多くの書籍で冥官小野篁が紹介されている。

六道珍皇寺非公開文化財の公開時期は?

まず普段拝観できないものが見れる時期は令和2年秋の場合、特別拝観の時期は10月1日~11月29日の間です。

この下の薬師寺如来像は重要文化財に指定されていて六道まいりと特別公開の時期にしか見れません。

出典元:京都観光
お寺名六道珍皇寺
宗派臨済宗
参拝時間午前9時~午後4時
特別公開時期
拝観料
●大人1,000円
●中高生500円
●大人同伴小学生以下
一名だけ無料
住所〒605-0811京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町595
電話(FAX)075-561-4129
ホームページURLhttp://www.rokudou.jp/guide/
なむたま
京阪四条、五条から歩いて13分から15分ぐらいですよ。
バスもあります。

JR京都駅より
【市バス206番】東山通 北大路バスターミナル行き→清水道下車徒歩5分
京阪電車五条駅徒歩約15分
【市バス80番】祇園行→清水道下車徒歩5分
京阪電車祇園四条駅徒歩約15分

【市バス207番】東福寺九条車庫行→清水道下車5分

阪急電車河原町駅より
【市バス207番】東福寺九条車庫行→清水道下車徒歩五分

年に何回か特別拝観があるので六道珍皇寺公式サイトにて確認してくださいね。珍しい御朱印がもらえるかも。

六道珍皇寺へ行く

ここでも御本尊様などほぼ撮影不可能で撮影する時に

  • 御本尊様が入らないよう配慮
  • 外から撮影
  • 井戸を撮影する時は廊下から撮影可
  • 奥の井戸は撮影不可能

撮影不可能と可能が分かれているのでモラルをもちましょう。誰も見てないすきに撮影できるかもしれませんがバチが当たりそうで怖くて、そんな事できないと思います。

外を撮影するのにもものすごく気を使いました。私はブロガーなのでここのお寺の良さを表現したいのですが撮影を制限されるとちょっと辛い。

ちょっと閻魔大王様が写ってたのでボツにしました。

なむチコ
実物の閻魔大王様はすごい迫力でした。
ぜひ生で見てほしいにゃ。
撮影したらすごい迫力だろうにゃ。

昔は撮影可能だったのかしら…??フォートラベルさんの画像をお借りしました。

出典元:フォートラベル

一般人は外からで閻魔大王様を撮影してはダメなのです。この写真は京都新聞からです。

ねぇ、閻魔大王様すごい迫力でしょ??右手に居られる小野篁(おの の たかむら)様は生きてるようでした。

出典元:京都新聞

六道珍皇寺では先に御朱印帳を渡しておく

なむねこ
ここでは御朱印帳が時期によって豊富で何種類もありますよ。
私は二種類にしました。
特別拝観の時に行くと先に御朱印を渡して回ってからいただきます。
御朱印代300円で手書きですよ。

2つの御朱印にしたけどあと一つ書いてもらったら良かったかな。

ちなみに3種類数の御朱印を人も多いそうですよ。時期によって御朱印が変わるなんて面白いですね。

お寺の中でスタッフさんがお話しをしてくれます

この写真の左側に入り口があります。

木造毘沙門天立像や地獄絵などが見れて、お寺の歴史のお話しが聞けますよ。

普段公開されていない地獄絵がすごく上手く表現できていて昔の人はリアルに表現しているんだなと思いました。

その地獄絵を見たら心って上のほうに描かれいて、その上は天上人がいました。下に行けば行くほど地獄!

心って漢字が絵の境目になって上は天国、下は地獄を示しています。

この意味はあなたの気持ちや行いで天国にも行けるし地獄にも行くよというメッセージ。つまり天国に行くのも地獄に行くのも自分次第。

地獄には絶対行きたくないなと思うぐらい残酷に描かれていましたよ。心当たりのある人もそうでない人も絶対に特別公開中の絵を見てほしいな。

六道
  1. 地獄
  2. 餓鬼道
  3. 畜生道
  4. 修羅道
  5. 人道
成仏したいにゃい

天道
天道は天人が住まう世界である。天人は人間よりも優れた存在とされ、寿命は非常に長く、また苦しみも人間道に比べてほとんどないとされる。また、空を飛ぶことができ享楽のうちに生涯を過ごすといわれる。しかしながら煩悩から解き放たれておらず、仏教に出会うこともないため解脱も出来ない。天人が死を迎えるときは5つの変化が現れる。これを五衰(天人五衰)と称し、体が垢に塗れて悪臭を放ち、脇から汗が出て自分の居場所を好まなくなり、頭の上の花が萎む。天の中の最下級のものは三界のうち欲界に属し、中級のものは色界に属し、上級のものは無色界に属する[6]
人間道
人間道は人間が住む世界である。四苦八苦に悩まされる苦しみの大きい世界であるが、苦しみが続くばかりではなく楽しみもあるとされる。また、唯一自力で仏教に出会える世界であり、解脱しになりうるという救いもある。地表の世界[7]三界のうち欲界に属する[6]
修羅道
修羅道は阿修羅の住まう世界である。修羅は終始戦い、争うとされる。苦しみや怒りが絶えないが地獄のような場所ではなく、苦しみは自らに帰結するところが大きい世界である。
畜生道
畜生道は牛馬など畜生の世界である。ほとんど本能ばかりで生きており、使役されるがままという点からは自力で仏の教えを得ることの出来ない状態で救いの少ない世界とされる。他から畜養(蓄養)されるもの、すなわち畜生である。地表の世界[7]三界のうち欲界に属する[6]
餓鬼道
餓鬼道は餓鬼の世界である。餓鬼は腹が膨れた姿の鬼で、食べ物を口に入れようとすると火となってしまい餓えと渇きに悩まされる。他人を慮らなかったために餓鬼になった例がある。旧暦7月15日施餓鬼はこの餓鬼を救うために行われる。地表の世界[7]三界のうち欲界に属する[6]
地獄道
地獄道は罪を償わせるための世界である。地下の世界[7]三界のうち欲界に属する[6]。詳細は地獄を参照のこと。
引用元:Wikipedia

人間道は人間が住む世界である。四苦八苦に悩まされる苦しみの大きい世界であるが、苦しみが続くばかりではなく楽しみもあるとされる。また、唯一自力で仏教に出会える世界であり、解脱しになりうるという救いもある。地表の世界[7]三界のうち欲界に属する[6]

なむたま
悩まされ苦しいのが人間の世界なんだよ。
たまちゃん猫だからわかんない。

人は因果応報で死後は六道を生死を繰り返しながら生まれかわるのよ。生きている間も人にした悪行は自分に必ず返ってくるの。

ここを悟ったら上にいけるんですが難しそう。

冥土通い井戸を撮影したよ

奥の井戸は撮影不可能ですが、庭にある井戸は縁側から撮影可能です。

意外とドロドロ感がなく、悪い感じはしませんでした。ちゃんと供養されていると思います。

この庭に降りると撮影禁止になりますよ。廊下からの撮影はOKです。

すぐ左に水のおみくじがあってこの下のわき水に浸すと文字が浮かびあがります。ここで注意することは前もって細かいお金を崩しておかないと入り口まで両替に行かなければいけないの。

お釣りなど気にしない人は気にしなくていいですよ。

何か写真にうつるか心配でしたが何もうつってないので一安心。私が写真撮影するとたまに何かうつる時があるんです。

撮影したあと庭に降りて井戸を覗き込みましたが深かったです。なんだか吸い込まれそうな気分になりましたね。

この奥の道にあと一つ井戸はありますが「絶対撮影しないでください」と係りの人から何回も言われました。

そこは誰も居なくて撮影できそうですが嫌な予感がするので止めておいたほうがいいですよ。見たところ綺麗な井戸にしか見えませんが。

次は六波羅蜜寺を拝観する

六道珍皇寺に行ったら、ぜひ立ち寄ってほしいのが六波羅蜜寺。すぐ側にあり撮影可能な場所があり、わりと自由です。

若い子が多く、お寺でくつろいでいましたよ。

六波羅蜜寺さんのホームページからお借りした写真の開山の空也上人は有名ですよね。直接見に行って良かったです。

出典元:六波羅蜜寺

開山の空也上人
 
第60代醍醐天皇の皇子で、若くして五畿七道を巡り苦修練行、尾張国分寺で出家し、空也と称す。再び諸国を遍歴し、名山を訪ね、錬行を重ねると共に一切経をひもとき、教義の奥義を極める。天暦2年(948)叡山座主延勝より大乗戒を授かり光勝の称号を受けた。森羅万象に生命を感じ、ただ南無阿弥陀仏を称え、今日ある事を喜び、歓喜躍踊しつつ念仏を唱えた。上人は常に市民の中にあって伝道に励んだので、人々は親しみを込めて「市の聖」と呼び慣わした。
上人が鞍馬山に閑居後、常々心の友としてその鳴声を愛した鹿を、定盛なる猟師が射殺したと知り、大変悲しんでその皮と角を請い受け、皮をかわごろもとし、角を杖頭につけて生涯我が身から離さなかったという。定盛も自らの殺生を悔いて上人の弟子となり、瓢をたたき、法曲を唱し、寒い夜もいとわず京中を巡行して衆生の能化につとめた。定盛は上人の遺風を伝えて茶筌を作り、これを世に広め、子孫は有髪の姿に黒衣をまとって踊り、念仏しながら瓢をたたいて市中を徘徊した。これが今六斎念仏として伝わっている。当山の空也踊躍念仏はさらにその源流である。
引用元:六波羅蜜寺

ここは本堂以外は撮影可能です!ちゃんと許可を得て撮影しています。

三回まわすと願いが叶うのでまわしました。すると次の日偶然なのかこの「ゆるりぶつ」というブログがアドセンスに合格しました(笑)関係ないと思うけどね。

この仏像が気になって集中できない!なぜそんな頭なの?

あああああああ、線香のニオイで癒される~

煙を体中につけなきゃね。悪いところが治るのよ。

奥に進むと水掛け不動さん、弁財天さんなどが並んでいます。

ここは撮影可能なんだって。二回聞いたから間違いないですよ。私はいつも前もって聞くの。

ここのお寺さんの建物はとても綺麗。

まだなんか文句あるの?
何見てんのよ。

頭を撫でてかえろーっと。ゆっくりしていて落ち着いたお寺さんでした。

無事にかえる

帰り道はこんな路地がいっぱい。

私は日本のお寺さんを盛り上げていきたいと思って撮影しています。この不景気なご時世こそお寺さんが日本にあったほうがいいなと思いました。

もちろんどのお寺さんもコロナ対策を徹底しているので安心して拝観するといいですよ。

最後にワンデイチケットなどを使って交通費をおさえる

一度に色んなところを周りたい人は、絶対にワンデイチケットを買ったほうが楽だし安い。

指定区域内ならワンデイチケットを買うだけで乗り降りにお金がかからなくていいですよ。あとワンデイチケットを買うと拝観料やお食事時の割引きがある場合がありお得すぎる。

最寄りの駅で乗車する時に相談してみてね。

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